2024/03/29 07:54

伝統の染色技術で「紅しょうがの天ぷら」などの食べ物の絵を染める工房

「もっと自由に染色を楽しもう」という想いから伝統の染色技法(ロウケツ染め、型染)を用いて「いちごショートケーキ」や「紅しょうがの天ぷら」「栗羊羹」「柏餅」などの絵をTシャツやポケットチーフ、額装作品...

2024/03/27 23:59

葉っぱのブローチ

和紙染めにて小さな葉っぱのブローチを作りました。私がこれを帽子や襟元に飾っていると、それを見つけた親切な人が、本物の枯葉が付着していると勘違いをして「あなた、枯葉が付着していますよ」と教えてくれま...

2024/03/27 23:57

1枚型の連続模様

写真は私が作った麻生地の型染のテーブルセンターです。制作は下絵を作り、その模様の全てを1枚の型紙に彫り抜いて(複数枚に彫り分けない)シンプルな1枚型を作りました。この1枚型は、精緻な表現に対しては、...

2024/03/27 23:51

伸子(しんし)

伸子は京染にとって、なくてはならない道具です。伸子は太さが15㎜~0.5㎜、長さ1m~30㎝ほどの竹で出来ています。その両先端にはステンレス針が植えてあります。この針を反物の耳と呼ばれる部分(両サイドにあ...

2024/03/27 23:48

撥鏤(ばちる)

私が学生の時、正倉院展で紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)を観た時の美しさが今も目に焼き付いています。その撥鏤は象牙を赤く浸染した後、彫刻刀で模様が彫られていて、その線や形が素晴らしいのです。撥鏤は...

2024/03/27 23:45

和洋魂和才?

写真は私が染めた挽粉染めのネクタイです。用いた布は日本を代表する生地の一つである加賀白山紬、染めは和の技法である挽粉染め、用途は洋装です。染色は時代のニーズと共に染めるものも変遷してきました。ネク...

2024/03/27 23:42

ロウケツ染め

写真左は、ろうけつ染めで制作した私の作品です。雨上がりの夏の日、爽やかさを作品にしました。ろうけつ染めは日本でも正倉院宝物に見られるように、天平時代から染められていた伝統技法です。その技法は溶かし...

2024/03/27 23:39

サイズと工芸

一般的に伝統的工芸作品にはそれに相応しいサイズがあるように思います。 一方、※1工芸美術の作品サイズは自由なのです。写真は私が制作した工芸美術の作品です。(題名 きらめき)光の神秘、美しさを表現す...

2024/03/27 23:35

京友禅

写真は私が染めた格天井模様 友禅訪問着の部分です(まだゴム糸目が付いている状態です)友禅は京染めを代表する染色のひとつです。その特徴は細くて白い輪郭線(糸目)があることです。糸目は防染効果がある輪郭...

2024/03/27 23:31

手染めのポケットチーフ

写真は私が染めた手染めのポケットチーフです。プリントの染めとは異なる美しさ、それはフリーハンドで描く手染のポケットチーフ。手染めの美しさは、染料液が白生地に染み込んで滲み、布の中を三次元に広がって...

2024/03/27 23:19

挽粉染め(ひっこそめ)

写真は紬の着物用に制作した挽粉染め(天目染めともいう)の帯です。挽粉染めは、あまりメジャーでない技法ですが、その技法と魅力について少し説明させて頂きます。技法は木材を切るときに出る鋸の微細なオガ屑...

2024/03/27 23:09

暖簾

写真、左の暖簾は、当工房のために特別に誂えたものです。やがて大輪の花が咲き誇るというイメージをロウケツ染めで染め抜きました。染色工房の暖簾としては、良い物を染めたいと意気込んで染めたものです。 ...

2024/03/27 23:06

ぬれ描き 染め

訪問着 部分写真は私が制作した「ぬれ描き染め」訪問着の一部分です。染め独特の柔らかい表情の美しさを目指して染めた作品です。京染には、型染、糸目友禅、ロウケツ染め、等々、様々な伝統技法があり、それぞ...

2024/03/27 23:00

陽ざし

陽ざし文部科学大臣賞を受賞した作品です。思いがけず、このような大きな栄誉を頂き、たいへん有難く恐縮しております。 この作品は、陽光の神々しさと清らかさ、陰にある神秘さ、自然界の美しさを表現した...

2024/03/27 19:57

駒箆

この木製の板片のようなもの、何に使うのでしょうか?一般の人には多分馴染みのない物だと思います。これは主に京都の型友禅染めに使う道具で「こまべら」と呼ばれています。(写真左)その型友禅染めには、大別...